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脳卒中・認知症などが予防できる運動(歩数)とは

がんや高血圧が予防できる歩数をご紹介してきましたが、そのほかの病気にも歩くことは予防につながります。はたして各々の病気で必要な歩数とはどのくらいなのでしょうか?
『みんなの家庭の医学』2016年1月12日O.A.

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各々の病気に対して必要な歩数とは


青柳幸利先生が推奨する書く病気に必要な歩数と中強度活動は次のとおりです。

うつ‥4000歩(中強度5分)
心疾患・脳卒中・認知症‥5000歩(中強度7.5分)
骨粗しょう症・骨折・一部のがん‥7000歩(中強度15分)
脂質異常症・糖尿病・高血圧症‥8000歩(中強度20分)



歩数を増やすコツ


とは言うものの、忙しい現代で5000~8000歩を歩くのは、非常に難しいのも事実です。

そこで青柳先生は、今よりもまず2000歩増やすのを目標にしてください、とアドバイス。

理由として、2000歩増えるごとに、病の発症リスクが大きく減少するからだと言います。(8000歩までの場合)

感想】何事も一気に目標を目指すのではなく、ステップを踏んでやることが大切ということですね。

慣れないことを一気に目標にして、後が続かなければ、意味がないですからね。

ボクもやめていたウォーキングをまた始めようと思います。(^^)

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中強度活動の例


中強度活動は、歩く以上の負荷であれば、基本何でも構いません。

なお速足の目安は、歌は歌えないが、会話は何とかできる程度のキツさだそうです。また、歩幅を広げることで自然と歩く速度も早くなるそうです。

ここで例をまとめると‥

・階段や坂道を歩く
・速足で歩く(歩幅を広くする)
・少し重い荷物を担ぐ



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高血圧が予防できる運動(歩数)とは


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高血圧が予防できる運動(歩数)とは

ある82歳の女性は160mmHgあった血圧が、歩くようになってから、120~130mmHGになり、それ以上上がったことがないといいます。はたして高血圧が予防できる歩数とは?
『みんなの家庭の医学』2016年1月12日O.A.

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高血圧予防ができる歩数は1日8000歩


「青柳幸利先生のアドバイス」
高血圧の場合は1日8000歩以上歩いて、その中に中高等の活動が20分以上含まれていると、高血圧症を効率よく予防できます。

中強度の活動例
・階段の上り下りを意識して行う
・出かけるときは早歩きを意識する

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なぜ8000歩以上歩くと、高血圧予防になるのか


8000歩と中強度の動きを20分以上することで、全身の筋肉の毛細血管に血液が流れ込みます。

すると体全体の血流が良くなります。

その結果、心臓は血液を送り出すのに、余計な力が必要なくなるため、高血圧を予防できるというのです。


血圧が下がったおかげで、多少塩分が高いものでも問題なく食べられるようになったことが嬉しいと女性は語ってくれました。

※なお降圧剤等を服用している人は、医師と相談の上、ウォーキングを行ってください。

感想】高血圧予防の説明でしたが、紹介されていた82歳の女性は実際に高血圧の人でしたから、予防だけでなく、今高血圧の人も改善できるということですよね。

これは朗報です。(^^)


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がんの予防ができる運動(歩数)とは


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がんの予防ができる運動(歩数)とは

『みんなの家庭の医学』2016年1月12日O.A.

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がん予防ができる歩数は1日7000歩


歩数を伸ばす方法
・駐車場にクルマを止めるときは、店舗からっとお位置に止める
・川沿いなどの景色の良い場所を選んで歩く

「青柳幸利先生のアドバイス」
がんの予防には1日7000歩以上歩いて、その中に中強度の活動が15分含まれていると予防効果が高いです。

中強度の活動例
・散歩中に早歩きを含める
・急な坂や階段を上る


なぜ7000歩以上歩くと、がん予防になるのか


7000歩と中強度の動きを15分以上することで、私たちの体を守るNK細胞が活性化。

体内でがんが発生しても直ちに攻撃して殲滅。がんが大きくなるのを防いでくれることがわかってきたのです。

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予防可能とわかってきたがん


なお、予防可能とわかってきていたがんは次の4種類。
①大腸がん
②肺がん
③乳がん
④子宮内膜がん



感想】乳がん、子宮内膜がんなど、女性に関わるがんが予防できるのは、女性にとって朗報ですよね。

なお「わかってきた」と説明があったので、まだまだ予防できるがんがあるかもしれません。是非、研究が進んで欲しいものです。



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治らない五十肩‥20の病院でもわからなかっ肩の痛みの原因とは?

フラワーショップ経営の57歳の男性に襲いかかった
『みんなの家庭の医学』2016年1月26日O.A.

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肩の痛みの症状


長嶋さんは、フラワーショップを営む57歳の男性。右肩に原因不明の痛みが出始めたのは10年以上前‥

・腕を上げる度に右肩が痛む

診察


まずは問診から‥
①症状の経過は?→10年前から
②痛みのきっかけは?→パソコンのやり過ぎ‥
③寝てる時、休んでいる時の痛みは?→寝返りの時痛む
④痛みで目覚めるときは?→毎晩ある
⑤他に病気は?→糖尿病で今朝の血糖値は116
⑥ヘモグロビンA1cは?→6.2(正常値)
⑦何人暮らし?→3人
⑧介護が必要な方は?→いない
生活上の負担や精神的な悩みがないかチェック

この問診から、肩そのものに異常があると診断しました。


レントゲン画像による所見


レントゲン画像では、関節内に少し白い影、大結節と肩峰に少し骨厚画像(若干すり減っているの)が見られました。

ここから、肩関節外来のリーダー・井樋先生の診察が始まります。
まずは肩関節の動作チェックから‥
①肩の筋肉に損傷がないか、様々な角度から筋肉に負荷をかけ、肩の筋肉を1つずつ検査→異常なし

②筋肉と骨をつなぐ肩関節の腱をチェック→強い痛みが出るのは、腕を高く振り上げきった時と腕を横にひねった時だけでした。

肩関節の腱をチェック

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MRI画像による所見


井樋先生は、肩の上の腱(腱板)が上の骨と擦れて傷んでいる可能性を指摘。

病院ではカンファレンスが行われ、レントゲンに写っていた白い影の正体が、関節唇の炎症による石灰化か、骨が砕けた遊離体なのかが議題に‥

大結節と肩峰のレントゲン写真

MRI撮影を行うと、その画像から、腱板の2箇所に腫れが認められたもののごく僅かでした。

そして井樋先生が指摘したのは、腫れが認められた腱のうち、一番上に位置している腱に毛羽立って見える箇所が確認されたのです。

毛羽立っている腱のMRI画像

五十肩の正体は、腱板炎


MRI画像から井樋先生は腱の表面がわずかに千切れ始めていると推測。

それを確認するため、毛羽立っている腱に麻酔を打つことにしました。

長嶋さんに、異常のある箇所を模型で丁寧に説明したあと、毛羽立っている腱に麻酔を注射。すると痛みがなくなりました。

その結果、五十肩の正体は、腱板炎であることが判明。

あとは肩の痛みを減らすため、腱板を支える筋肉を鍛えるストレッチ法を教えてもらい、自宅で毎晩行うことに‥

現在長嶋さんは、肩の痛みが徐々に治まってきたと言います。


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治らない頻尿‥強い尿意でも尿の出が少ない頻尿の正体とは?


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治らない頻尿‥強い尿意でも尿の出が少ない頻尿の正体とは?

65歳の女性に突然襲いかかったのは激しい頻尿。はたして彼女を襲った頻尿の正体とは?
『みんなの家庭の医学』2016年1月26日O.A.

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頻尿の症状


小池さんは、生鮮食品の加工工場で働く65歳の女性。その小池さんの身に起こった症状とは‥

①用を済ませて2時間後、またすぐに激しい尿意に襲われる
②トイレに行っても、毎回尿は少ししか出ない
③以尿意で何度も目が覚めてしまうようになった

最初の症状から1年後
④尿道に針でチクチク刺されるような痛みが走る

最初の診断


ここで初めて近所の泌尿器科を受診。尿検査の結果、痛みの原因は『膀胱炎』、頻尿の原因は『過活動膀胱』だと診断されました。

薬を飲むと、数日で尿道の痛みは治まりましたが、頻尿は改善が見られず、尿の回数が1時間に1回と増えてしまいました。

相変わらず強い尿意でも尿の量は少ししか出ませんでした。


松尾先生による問診


1週間後、泌尿器科を再び受診。医師から松尾先生のいる長崎大学の排尿機能外来を紹介されました。

松尾先生の問診
①起きてから寝るまでの排尿の回数は?→10回以上
②就寝中の回尿の回数は?→2~3回くらい
その結果、松尾先生の出した診断も過活動膀胱でした。

③尿漏れは?→ほとんどない
④尿の量はどれくらい?→おちょこ一杯くらい
過活動膀胱にしては、尿の量が明らかに少なかったため、ほかの病が隠れていると判断。


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色々な尿検査


2回目の診察
ウロダイナミクス検査を行うと、排尿後の圧力が過活動膀胱の特徴である急降下を示さず、一向に下がりませんでした。

ほかの病が関与していると確信した松尾先生は、膀胱の造影検査を行うこと‥

膀胱造影検査

3回目の診察
膀胱内に造影剤を注入し、排尿が始まろうとした瞬間、点滴の管を造影剤が逆流し始めたのでした。

そして検査画像には、膀胱の高い圧力で、造影剤が尿管を逆流する画が写し出されていたのです。

病の正体は、HTLV-1関連脊髄症


検査から膀胱側の尿管の口が閉じずに開いたままであることから、神経の検査することに‥

4回目の診察
ゴム製のハンマーで全身の神経の反射を検査。すると膝を叩いた時、足の反射が異常に強かったのです。

脊髄の異常だと判断しMRI検査をするも、異常は見つかりませんでした。

そこで、過去の資料から小池さんと似た症例を探し出すことに‥するとウイルスによる感染症を見つけました。

病名『HTVL-1関連脊髄症』
白血球に潜んだウイルスが脊髄に侵入し炎症を起こしたことで排尿機能を司る神経に異常をきたす病。

HTLV-1関連脊髄症

小池さんは現在では、ウイルスを抑える投薬治療で病の進行を抑えることができています。



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