SSブログ

高カカオチョコの効率の良い食べ方と落とし穴

内閣府から「高カカオチョコで脳が若返る可能性がある」との中間発表で話題になっていますが、一口に高カカオと言っても様々なようです。

2017年2月6日放送の『グッド!モーニング』から

スポンサーリンク

高カカオチョコレートとは


高カカオチョコレートとは

高カカオチョコレートとはカカオ成分を70%以上含むチョコレートのこと。そのカカオの2大成分はカカオプロテインカカオポリフェノール

カカオプロテインは、体に吸収されにくいタンパク質で、腸内をキレイにする菌が増えた実験結果が報告され、カカオポリフェノールは、血管を拡張し血圧を下げる効果があるとされています。

脳が若返ったという根拠とは


そのカカオについて、内閣府の革新的研究開発推進プログラムが1月18日、45~60歳の男女30人に、高カカオチョコ25gを4週間食べ続けてもらった結果、大脳皮質の量が、被験者の平均94.7(一般の人の平均を100とする)から95.8に増えたといいます。

大脳皮質は1年で0.6減ると言われているため、数字的には2歳ほど若返ったということなのです。

高カカオチョコの効率の良い食べ方


そんな魅力ある高カカオチョコに含まれるカカオの効率の良い食べ方をご紹介します。

まず、一日に摂る量ですが、推奨されているのは25gほど。摂りすぎはココアバターによる脂質の摂りすぎにつながるそうです。


また血液中にポリフェノールが留まれるのは、食後1~2時間でピークを迎え、3~4時間でなくなるため、一時(いちどき)に25g全部を食べるのではなく、数回に分けるのがオススメのようです。

スポンサーリンク

高カカオでもポリフェノールに違いがある


高カカオでもポリフェノールに違いがある

最後に注意点です。

カカオはさらに、ポリフェノールを含むカカオマスと含まないココアバターという成分に分けられます。

しかしこの2つの成分が各々何%ずつ含まれるかは、表示義務がないのが現状です。つまり、一口にカカオ70%とと言っても、製品によってカカオマスの割合が低い製品もあるかもしれないのです。


高カカオマス・チョコの見分け方


カカオマスの割合が高いチョコの見分け方は、色と苦味。カカオマスの割合が高いほど、色はカフェオレ色からこげ茶色へと濃くなり、苦味は増していくそうです。

(まあ、この点をつかれ、着色や苦い味付けをつけられてしまったらオシマイですが)

また、製品によってはカカオバターの割合が表記されているものもありますので、それを参考にしても良いかもしれません。

ローチョコレートのご紹介で‥


ローチョコレートのご紹介で‥

さらに番組では、ローチョコレートなる製品の紹介がありました。このローチョコレートとは、通常カカオ豆を100℃以上で焙煎するところ、48℃以下でじっくり焙煎するため、ビタミンC、ミネラル、酵素が壊れないとのことでした。

しかし化学が得意な人ならば、ミネラルは元素です。核反応以外では100℃以上でも壊されないので、ご心配なく。


スポンサーリンク


関連記事


納豆で脳卒中の死亡リスクが低下

高カカオチョコの効率の良い食べ方と落とし穴


nice!(0)  トラックバック(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。