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かがくの里2017 エビ養殖プロジェクトが新たに始動! 所さんの目がテン!

農業、自然エネルギー、野生動物、魚養殖をテーマに、楽しい田舎暮らしを目指すかがくの里が、新たにエビ養殖に挑戦します。
2017年2月12日O.A.

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かがくの里初の海外取材インドネシアへ


かがくの里初の海外取材インドネシアへ

専任プレゼンテーターの阿部さんと北里大学の千葉先生がエビ養殖の視察にやって来たのは、インドネシア(スラバヤ)。エビ養殖大国という理由もありますが、千葉先生が新しいエビの養殖法を共同研究している場所でもあります。

共同研究しているなら北里大学の視察でも良かったんじゃない?(笑)



シドアルジョ海洋水産専門学校へ


シドアルジョ海洋水産専門学校へ

インドネシアについた2人が向かったのは、シドアルジョ海洋水産専門学校。魚や海老など水産物の養殖のプロを育てる学校です。

ここでは養殖は伝統的な養殖と近年広まった集約養殖の2種類の養殖が行われています。

集約養殖とは


集約養殖とは

まずは集約養殖を行っている現場へ。
集約養殖の特徴は、その生産量。伝統的な養殖の10倍にもなるといいますが、ある問題が・・。それは大量に与えるエサの食べ残しによる病気の発生です。

一旦病気が発生するとすべてのエビを処分しなければいけないというリスクがあるのです。

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伝統的な養殖


伝統的な養殖

次に向かったのは伝統的な養殖場。その場所は海の水と川の水が混ざり合う汽水域と呼ばれるところに作った池。

汽水域では、もともとエビが自然に生息していたため、この養殖場ではエサを与えずに自然のものを食べて育っています。そのため主な作業は池に稚エビの放流と収穫のみです。

収穫方法は、池に入っての手づかみ漁。阿部さんも漁に挑戦しますが、エビが手に触れた瞬間逃げてしまうため、一匹も捕まえることはできませんでした。

伝統的な養殖は収穫量は少ないが、エビが病気になるリスクも少ない方法です。

千葉先生が行う最先端のエビ養殖


千葉先生が行う最先端のエビ養殖

最後に、千葉先生が研究している養殖場(パレンバン)へ。そこは池にマングローブの木が植えられた不思議なところ。

実は集約養殖は水質の悪化で転々と移転しなければならなず、ここではマングローブを植えて増えすぎた栄養を吸い取り、土地を健康な状態に戻す研究を行っています。

またマングローブの落ち葉を微生物が分解し、その微生物にプランクトンが集まり、それをエビがエサにするという自然循環システムなのです。その収穫量は伝統養殖の2倍ほどになるといいます。

かがくの里のエビ養殖プロジェクトとは


千葉先生が考えているのは、このマングローブを水田に置き換えて行うエビ養殖です。

また養殖するエビは淡水で育つエビにする必要もあり、どの品種のエビにするかも楽しみです。


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