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韓国財閥グループの成り立ちと衰退そして自滅の連鎖 これでわかった!世界のいま

なぜ韓国財閥ができたのか?その成り立ちとなぜ現在衰退しているのか?そしてある政策が韓国経済を自滅に向かわせているようです。
2016年10月2日O.A.「これでわかった!世界のいま」

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財閥とは


そもそも財閥の財は「お金や資産」を、閥は「同じ家柄」を表します。

つまり財閥とは創業者とその家族が、経営の中枢を占めて膨大な資産を使い、様々な子会社を作って展開する企業集団を指します。

韓国の10大財閥


韓国の10大財閥

韓国の財閥と言えば、次の10の財閥を指します。

サムスン 現代自動車 SK LG ロッテ GS 現代重工業 韓進(大韓航空) ハンファ 斗山

その財閥に共通するのが、創業家が支配し強い影響力を持っていることです。また日本の旧財閥との大きな違いもこの点です。

その10大財閥の売上高の合計は、韓国GDPの3/4を占めるほどですが、その企業に勤める人の数は国民の7%にしか過ぎません。

韓国財閥ができた成り立ち


韓国の財閥は朝鮮戦争の後にできた会社ですが、そのころの韓国は貧しく、国を近代化を目指す政府は、これらの会社を支援(ほぼ癒着)していくことで財閥になっていきました。

また経済危機になると、政府は次々に財閥を潰していく反面、いくつかの財閥は必死で守り、そのほとんどが財閥メンバーとなりました。

韓国財閥は創業者とその家族が支配しているため、経営判断も早く、会社の規模も急速に大きくなっていったのです。

韓国財閥衰退の原因


しかし最近の韓国財閥に陰りが出始めています。

その現れに横暴なふるまい、世継ぎ問題(相続争い)、経営不振などが上げられます。

8月末には韓国最大手の海運業者である韓進(ハンジン)グループが破綻しました。

これら韓国財閥の陰りの原因は、中国の景気低迷が大きいのです。

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韓国の悪しき「接待文化」


韓国の悪しき「接待文化」

その財閥に政府がメスを入れようとしています。それが韓国の悪しき「接待文化」です。

この接待の先は『政権』のこと。国が貧しかったときや経済危機になったときに、力をつけて成長するために政権と関係を深めていったのです。

そこで政府は「接待禁止法」を作りました。その内容は、飲食は約2700円、贈答品は約4500円を超えると制裁金を支払わせるというもので、対象者は公務員や教員約400万人です。

自滅する韓国


自滅する韓国

また韓国政府は、公務員などの不正の摘発を徹底するため、市民に積極的な通報も呼びかけています。

通報者には報奨金が支払われ、どうすれば不正が見つけられるかのセミナーも開かれています。

韓国ではこうした密告の心配で外食を控える自粛ムードが広がっています。

ある研究機関では、消費の落ち込みによる経済損失は1兆円を上回るという試算が出ています。

ダイナミック・コリア


韓国をわかりやすく説明する言葉として「ダイナミック・コリア」があるそうです。

思い切った判断、チャレンジ精神のという意味で、ダイナミック・コリアがあったから、財閥ができたといいます。

財閥は韓国政府の支援があったから成長し、韓国政府は日本の支援があったから、成長できたということを韓国財閥は知っているのでしょうか?




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