ノーベル賞(医学・生理学賞)の日本人有力候補者5名 2016年
今日から発表されるノーベル賞。2016年日本人として受賞が期待される候補者をピックアップしました。
2016年10月3日放送の「グッドモーニング」から
まずはノーベル賞の発表スケジュールから(日本時間)。
3日(月)医学・生理学賞
4日(火)物理学賞
5日(水)化学賞
7日(金)平和賞
10日(月)経済学賞
13日(木)文学賞
3日の医学・生理学賞は日本時間の午後6時30分ごろの予定です。
ちなみに、2014年には、物理学賞で「青色発光ダイオード」の開発で赤﨑勇氏、天野浩氏、中村修二氏の3名が
2015年には、物理学賞で「ニュートリノの重さ」の証明で梶田隆章氏が、医学・生理学賞「感染症」の研究で大村智氏が
ノーベル賞を受賞しました。
2012年ノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥教授に2016年誰が受賞するか聞いてみました。
1人目は山中教授が未だに会うと最敬礼をしたくなるような医学研究のカリスマ的存在と語る
本庶佑(ほんじょたすく)名誉教授(74歳・京都大学)です。
本庶氏は、ガンの画期的な治療薬である「オプジーボ」の研究者。
オプジーボは、抗がん剤とは異なり、免疫細胞に対してがん細胞を攻撃するように働きかける薬で、様々ながんに使用できる可能性があります。
オプジーボは、免疫細胞がもつPD-1と呼ばれるがん攻撃を抑制させてしまう弱点を、がんがつかめないように蓋の役割をはたします。
山中伸弥教授が選ぶノーベル賞候補者の2人目は、山中教授が「本当にスゴイ“奇跡の薬”だ」と語る
遠藤章(あきら)特別栄誉教授(82歳・東京農工大学)です。
遠藤氏が開発した薬は、心臓病や脳卒中の原因である動脈硬化の治療薬「スタチン」です。
スタチンは、加齢により肝臓が余分に作ってしまうコレステロールの生産を抑える働きがあります。
山中教授はスタチンについて「本当にたくさんの命を救ってきた薬で、今までも救ってきたしこれからも救う」と大絶賛。スタチンは今や世界で毎日4000万人が使う薬となっています。
なお遠藤教授は2008年にノーベル賞の登竜門と呼ばれる「ラスカー賞」を受賞しています。
そのほかにも次の3名が有力候補者として名前が上がっています。
■石坂公成(いしざかきみしげ)名誉所長(90歳・米ラホイヤアレルギー免疫研究所)
花粉症や食物などのアレルギー原因物質を発見
■坂口志文(しもん)教授(65歳・大阪大学)
免疫が暴走しないように抑える細胞を発見
■森和俊(かずとし)教授(58歳・京都大学)
たんぱく質の異常を修復・分解する機能を発見
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2016年10月3日放送の「グッドモーニング」から
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ノーベル賞発表スケジュール
まずはノーベル賞の発表スケジュールから(日本時間)。
3日(月)医学・生理学賞
4日(火)物理学賞
5日(水)化学賞
7日(金)平和賞
10日(月)経済学賞
13日(木)文学賞
3日の医学・生理学賞は日本時間の午後6時30分ごろの予定です。
ちなみに、2014年には、物理学賞で「青色発光ダイオード」の開発で赤﨑勇氏、天野浩氏、中村修二氏の3名が
2015年には、物理学賞で「ニュートリノの重さ」の証明で梶田隆章氏が、医学・生理学賞「感染症」の研究で大村智氏が
ノーベル賞を受賞しました。
山中教授が選ぶノーベル賞候補者①本庶佑
2012年ノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥教授に2016年誰が受賞するか聞いてみました。
1人目は山中教授が未だに会うと最敬礼をしたくなるような医学研究のカリスマ的存在と語る
本庶佑(ほんじょたすく)名誉教授(74歳・京都大学)です。
本庶氏は、ガンの画期的な治療薬である「オプジーボ」の研究者。
オプジーボは、抗がん剤とは異なり、免疫細胞に対してがん細胞を攻撃するように働きかける薬で、様々ながんに使用できる可能性があります。
オプジーボは、免疫細胞がもつPD-1と呼ばれるがん攻撃を抑制させてしまう弱点を、がんがつかめないように蓋の役割をはたします。
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山中教授が選ぶノーベル賞候補者②遠藤章
山中伸弥教授が選ぶノーベル賞候補者の2人目は、山中教授が「本当にスゴイ“奇跡の薬”だ」と語る
遠藤章(あきら)特別栄誉教授(82歳・東京農工大学)です。
遠藤氏が開発した薬は、心臓病や脳卒中の原因である動脈硬化の治療薬「スタチン」です。
スタチンは、加齢により肝臓が余分に作ってしまうコレステロールの生産を抑える働きがあります。
山中教授はスタチンについて「本当にたくさんの命を救ってきた薬で、今までも救ってきたしこれからも救う」と大絶賛。スタチンは今や世界で毎日4000万人が使う薬となっています。
なお遠藤教授は2008年にノーベル賞の登竜門と呼ばれる「ラスカー賞」を受賞しています。
ノーベル医学・生理学賞のその他の候補者
そのほかにも次の3名が有力候補者として名前が上がっています。
■石坂公成(いしざかきみしげ)名誉所長(90歳・米ラホイヤアレルギー免疫研究所)
花粉症や食物などのアレルギー原因物質を発見
■坂口志文(しもん)教授(65歳・大阪大学)
免疫が暴走しないように抑える細胞を発見
■森和俊(かずとし)教授(58歳・京都大学)
たんぱく質の異常を修復・分解する機能を発見
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2016-10-03 17:52
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