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トウキョウトガリネズミの毒、チンアナゴの動きが人類を救う? 所さんの目がテン!

今回のテーマは○○すぎる動物の第2弾で、小さすぎるトウキョウトガリネズミと細すぎるチンアナゴです。
2017年1月15日O.A.

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小さすぎる哺乳類『トウキョウトガリネズミ』


小さすぎる哺乳類『トウキョウトガリネズミ』

まずは小さすぎる珍獣「トウキョウトガリネズミ」。この世界最小級の哺乳類。その大きさは、直径4cmのピンポン玉より小さく、1円玉3枚より軽いのです。

そしてこのトウキョウトガリネズミ、東京とネズミが名前についていますが、東京に居るわけでもネズミでもありません。

トウキョウとついたのは、初めて学会で発表された標本のタグに蝦夷(Yezo)と書くところ江戸(Yedo)と間違って表記されてしまったから。

そして名前にネズミとついていますが、実はモグラの仲間なのです。


小さすぎる哺乳類『トウキョウトガリネズミ』

人類を救う?トウキョウトガリネズミの秘密


人類を救う?トウキョウトガリネズミの秘密

このトウキョウトガリネズミの最大の特徴が、哺乳類でも珍しく毒(神経毒)を持っていること。

筑波大学の北将樹先生は、世界で初めて哺乳類が出す毒の科学的な構造を解析。今後、新しい痛み止めや麻酔薬が作れるかもしれないと日夜研究をしているといいます。

東京では多摩動物公園で見られるそうです。

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細すぎる動物『チンアナゴ』


細すぎる動物『チンアナゴ』

次にご紹介する○○すぎる動物は『チンアナゴ』。細すぎるチンアナゴは、犬のチンに顔が似ていることから、名前がついた魚で、ウナギやアナゴの仲間です。

砂に刺さった体勢で暮らすチンアナゴは、夜は砂の中にもぐり、昼間でも砂からすべて体を出すことは、まずありません。

細すぎる動物『チンアナゴ』

人々を救う?チンアナゴの砂に潜る秘密


人々を救う?チンアナゴの砂に潜る秘密

滅多に穴から出ることのないチンアナゴが、どのように穴を掘るのかを実験。すると頭から潜らずに、尻尾をクネクネとくねらせ、素早く穴を掘っていきます。

その秘密は、身体の後ろ半分が筋肉でできたしっぽ。そのため、パワフルに穴を掘っていけるのです。

東京工業大学の塚越先生は、チンアナゴの素早く砂に潜る生態に注目し、災害救助用のロボットを研究しています。

当初、ヘビのように一定のリズムで動くロボットを制作しましたが、砂の上で体をくねらせるだけした。それをチンアナゴのように、さきっぽを小刻みに鋭くくねらせると、しっかり前に進むことができるようになったそうです。

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