フィリピンの島々【セブ島&ボホール島の科学】 所さんの目がテン!
毎年恒例の「目がテン!夏休み海外特集」 今年は、フィリピンの島々を、2週にわたって解き明かします。
2016年7月24日O.A.
7107の島々からなるフィリピンは、東京から約3000km、飛行機で4時間半ほどで首都マニラに到着します。
今回、渡辺裕太特派員が行ってきたのは、セブ島とボホール島です。
今週は、セブ島とボホール島の3つの人気の秘密を調査します。次週は、後藤アナが行ってきたのは、世界一美しい島々を持つというパラワン島の科学です。
フィリピン屈指のビーチリゾート、セブ島。向かったのは南部の港町・オスロブ。
海岸から船で3分の沖に、たくさんの船が停泊しているのは、ジンベエザメが集まる場所。
このときは、体長8mのジンベエザメがお出迎え。この港(オスロブ)は1年を通してほぼ100%の遭遇率で大人気のスポット。
ここオスロブには、ジンベエザメのエサとなるオキアミが、1年中群れで生息しているため、多いときは15頭くらいのジンベエザメが集まってきます。
【ジンベエザメの科学】
・広い海域で単独生活をするため、同じ海域に集まるのは珍しい
・エサは海水ごと吸い込み、海水はエラから排出、エサは口の中の鰓耙(さいは)という器官でコシ取って食べる
・顎の内側には、上下で1万本ほどの「歯のなごり」が残っている
セブ島から1時間半に位置するボホール島は、手付かず自然にあふれた島。
そのボホール島の象徴といえる絶景が、その名も「チョコレートヒルズ」。
約30~50mの円錐形の丘が1776個も続いています。雨季は草木が青々と茂り、乾季になると草木が枯れチョコレート色に。
最近地震で丘の幾つかが崩れ、サンゴや貝の化石からできていることが明らかに。
チョコレートヒルズは、海から隆起した石灰岩に、自然にできたぼみや割れ目に水がたまって溶かされ、侵食されなかった部分が丘のように残ってできたと考えられています。
ボホール島の森に生息している希少動物とは、世界最小級のメガネザルの「ターシャ」。
体長は10 ~15cm。最大の特徴は、大きな目。夜行性で夜に獲物を見つけやすいように、多くの光を取り込むために大きく進化したといいます。
しかし目が大きすぎて、眼球が動かせない。その代わりに首が360度回せるようになっています。
さらに優れているのが脚のちから。おっとりした姿からは想像できませんが、体長の10~20倍ジャンプすることができ、素早い動きで獲物のバッタなどの虫を捕まえます。
フィリピンの島々【パラワンの科学】 所さんの目がテン!
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磯の生き物「ウミウシ」後藤晴菜が枡太一にプチ切れる!! 所さんの目がテン!
2016年7月24日O.A.
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フィリピンの場所
7107の島々からなるフィリピンは、東京から約3000km、飛行機で4時間半ほどで首都マニラに到着します。
今回、渡辺裕太特派員が行ってきたのは、セブ島とボホール島です。
今週は、セブ島とボホール島の3つの人気の秘密を調査します。次週は、後藤アナが行ってきたのは、世界一美しい島々を持つというパラワン島の科学です。
世界最大の魚・ジンベエザメと一緒に泳げる
フィリピン屈指のビーチリゾート、セブ島。向かったのは南部の港町・オスロブ。
海岸から船で3分の沖に、たくさんの船が停泊しているのは、ジンベエザメが集まる場所。
このときは、体長8mのジンベエザメがお出迎え。この港(オスロブ)は1年を通してほぼ100%の遭遇率で大人気のスポット。
ここオスロブには、ジンベエザメのエサとなるオキアミが、1年中群れで生息しているため、多いときは15頭くらいのジンベエザメが集まってきます。
【ジンベエザメの科学】
・広い海域で単独生活をするため、同じ海域に集まるのは珍しい
・エサは海水ごと吸い込み、海水はエラから排出、エサは口の中の鰓耙(さいは)という器官でコシ取って食べる
・顎の内側には、上下で1万本ほどの「歯のなごり」が残っている
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地球とは思えない甘~い!?絶景 チョコレートヒルズ
セブ島から1時間半に位置するボホール島は、手付かず自然にあふれた島。
そのボホール島の象徴といえる絶景が、その名も「チョコレートヒルズ」。
約30~50mの円錐形の丘が1776個も続いています。雨季は草木が青々と茂り、乾季になると草木が枯れチョコレート色に。
最近地震で丘の幾つかが崩れ、サンゴや貝の化石からできていることが明らかに。
チョコレートヒルズは、海から隆起した石灰岩に、自然にできたぼみや割れ目に水がたまって溶かされ、侵食されなかった部分が丘のように残ってできたと考えられています。
世界最小級の希少動物「ターシャ」
ボホール島の森に生息している希少動物とは、世界最小級のメガネザルの「ターシャ」。
体長は10 ~15cm。最大の特徴は、大きな目。夜行性で夜に獲物を見つけやすいように、多くの光を取り込むために大きく進化したといいます。
しかし目が大きすぎて、眼球が動かせない。その代わりに首が360度回せるようになっています。
さらに優れているのが脚のちから。おっとりした姿からは想像できませんが、体長の10~20倍ジャンプすることができ、素早い動きで獲物のバッタなどの虫を捕まえます。
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2017-06-15 09:31
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