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所さんの目がテン!バイオロギングで、川に住むクロダイのミステリーを解明!!

今回は動物自身が行動を記録するバイオロギングを徹底調査!
さらに広島市で海魚であるクロダイが、川に住むミステリーを解明します!!
2016年4月24日O.A.

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バイオロギングとは


バイオロギング(Bio-Logging:生物が-記録する)とは、人が観察することが難しい動物に、機械(行動記録計やカメラ)をつける研究手法のこと。

動物につける機械には、ウミガメであれば、行動記録計(遊泳速度、水深、水温などを測定)やビデオカメラ(何を食べているかを見る)があります。

その結果、今まで貝やウニ、海藻などを食べていると思われていたウミガメが、カニやクラゲなどを捕食していることがわかりました。

バイオロギング カニを追うウミガメ

またカメラの小型化も進み、鳥などの小型の動物の行動も記録できるようになりました。



鷹をバイオロギング!


そこで今回は、鳥の王者「鷹」をバイオロギング!

生きたキジを眠らせ、キジが起きて飛び立ったら鷹が反応して追うところを記録することに‥

しかし画像はブレブレ。しかも鷹もキジを取り逃してしまいます。

しかしこの映像からも、鷹は頭上の敵に対して敏感なキジに対して、地面スレスレの見えづらい下からおっていることがわかりました。

バイオロギングが鷹狩りの秘密を解明

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チーターをバイオロギングしてみたら


バイオロギングでチーターの速度を測定

チーターに機械をつけた首輪をさせて行動を記録したところ、獲物を捕らえる時のチーターの平均速度は、なんと自転車並みの31km/h!!

70回の狩りの速度は、最高で61km/h、平均は31km/hでした。

実際に100km/hの速度で走る記録もあるのですが、籔のような獲物が速く走れない状況では、全速力でおったりはしないことがわかりました。

広島市のミステリーをバイオロギングで解明


広島市では、広島湾の河口から7km上流の地点で、海魚のクロダイが釣れるというミステリーが‥

そこで、この謎をバイオロギングで解明することに。

バイオロギング装置

回収したカメラには、他のクロダイや、エサとなる海にいるはずのフジツボやイソギンチャクが映っていたのです。

バイオロギングで海の生物フジツボが川に生息

そこでクロダイに塩水センサーを装着して、バイオロギングを再開。

するとクロダイが生息する川底の水は、常に塩水だったのです。

これは広島市が干拓地で、海抜が低く干満差が大きいため、海水が川に入り込んだためでした。

バイオロギングで川に生息するクロダイの秘密を解明

そして川へ入り込んだ海水は比重が大きいため、川底に留まっていたのです。


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