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北朝鮮 核弾頭の小型化 池上彰のニュース大辞典

2016年10月17日O.A.池上彰のニュース大辞典から

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北朝鮮の核実験


北朝鮮の核実験

北朝鮮は先月実施した5回目の核実験で「核弾頭の威力を判定するための爆発実験が成功した」と初めて言及しました。

これを受けて安倍総理は早速アメリカのオバマ大統領や韓国の朴槿恵大統領と電話で会談しました。

核弾頭


核弾頭とはミサイルなどの先端に装着する核爆発を起こす装置のことです。

射程の長い、つまり遠くまで届くミサイルに積むには核弾頭を小型化する必要があります。

同時に北朝鮮は弾道ミサイルの発射実験も繰り返しています。



北朝鮮が保有する弾道ミサイルの数と飛距離


北朝鮮が保有する弾道ミサイルの数と飛距離

現在、北朝鮮が持っていると思われる弾道ミサイルは1000発以上に上ります。

届く距離は、スカッドが300~500km、ノドンが1,300km、ムスダンが4,000kmと見られます。

さらに現在開発中の大陸間弾道ミサイル「テポドン2改良型」は射程10,000kmと言われていて、アメリカ本土まで届きます。

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北朝鮮が核弾頭を持つ理由


北朝鮮が核弾頭を持つ理由

北朝鮮が最も恐れているのが、アメリカからの攻撃です。小型化された核弾頭を持つことで、それを避けることができると考えています。

アメリカに対して攻撃されたら、核兵器で反撃するぞと脅すことができますし、金正恩体制になってから外交官の亡命などエリート層が逃げ出す自体になっており、核実験やミサイル開発の成功で国威発揚を狙っているという見方もあります。

日本政府の対応


日本政府は、韓国やアメリカだけでなく、北朝鮮にも影響力を持つ中国に対しても働きかけて、国際的な北朝鮮包囲網を強化しようとしています。

ただ中国が日本やアメリカなどとどこまで共同歩調がとれるかが鍵となります。


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