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オリンピックの公式スポンサー企業のスポンサー料はいくら?なぜ高いの?

オリンピックを支える世界各国のスポンサー企業。そこで今日のキーワードは「公式スポンサー」です。
2016年8月22日O.A.池上彰のニュース大辞典から

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公式スポンサーの3つのランク


公式スポンサーの3つのランク

オリンピックの公式スポンサーは、オリンピックマークやマスコットなどを独占的に広告や宣伝で使うことができます。

だだし契約金などによって『ワールドワイドパートナー』『ゴールドパートナー』『オフィシャルパートナー』の3つのランクがあります。

ワールドワイドパートナー


一番契約料が高いのは『ワールドワイドパートナー』です。これはオリンピックのスポンサーの中でも一番上位の契約で、世界的な宣伝活動にオリンピックマークなどが使えます。

世界で12社がIOC(国際オリンピック委員会)と契約を結んでいます。そのうち日本企業は、パナソニック、ブリヂストン、トヨタ自動車です。

ワールドワイドパートナー
コカ・コーラ アトス ブリヂストン ダウ・ケミカル ゼネラル・エレクトリック オメガ パナソニック P&G サムスン トヨタ自動車 VISA マクドナルド

トヨタ自動車がワールドワイドパートナーに


トヨタ自動車がワールドワイドパートナーに

ワールドワイドパートナーの中でも話題を読んだのがトヨタ自動車です。

トヨタは去年、自動車業界では初めて、ワールドワイドパートナーの契約を結びました。

一部報道によれば、その契約金は2024年までで、2000億円程度とみられています。破格の金額で話題になりました。

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ゴールドパートナーとオフィシャルパートナー


ゴールドパートナーとオフィシャルパートナー

ワールドワイドパートナーのほかには、ゴールドパートナーやオフィシャルパートナーなどがあります。

こちらはIOCではなく、JOC(日本オリンピック委員会)と契約を結んでいて、日本国内でPR活動ができます。

こちらも有名企業ばかりです。

なぜスポンサー料は高いのか?


なぜスポンサー料は高いのか?

オリンピックと各国の大企業を結びつける節目となったのは、1984年のロサンゼルス大会です。

この大会を改革したのが、元は実業家で大会組織委員長を務めたピーター・ユベロス氏でした。

ユベロス氏はスポンサー企業に関して、1業種1社と取り決めます。

清涼飲料業界では、コカ・コーラとペプシコーラがスポンサーの座を争ってコカ・コーラが勝利しました。

その結果スポンサー料は一気に跳ね上がりました。こうしたこともあり、赤字だったオリンピックは黒字になったのです。


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