がっちりマンデー！ビッグデータの統計で依頼殺到（株）データビークル 9月11日

今週のテーマは“今までになかった仕事”。3件目はスタティスティシャン「統計家」としての仕事を請け負う（株）データビークル。
2016年9月11日O.A.「がっちりマンデー!!」から

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スタティスティシャンとは

東京都港区にあるデータビークルの仕事は、スタティスティシャン。日本語に訳すと「統計家」のこと。

スタティスティシャンは、インターネットやスマホなどの普及で集められた人の行動などのビッグデータから、売れる商品やどういう販売員が売上げに貢献しているかなど分析する。

一例としてデータビークルでは、POSデータ（レジで会計の時に記録される売れた商品に関するデータ）を集めている会社のデータを使い、ヒットする商品とヒットしない商品の違いを分析しているという。

ヒットするカップラーメンとは

カップラーメン258種類の中から、全国のスーパー過去1か月分の売上データを使い、ヒットしている商品の特徴を分析。

すると味や満足感ではなく、栄養成分で売れ行きに倍くらいの差がついているという結果をはじき出した。

それが「りんご」。カレー味のカップ麺や唐辛子を使ったモノも隠し味にりんごを使っているらしい。

反対に売れ行きが悪いのが「チキン」。ほかの商品に比べて3割減ほどだという。

なぜヒット商品がわかるのか

このカップラーメンのデータには、売上げ、原材料、リピータ割合、容器の材質、販売からの経過年数など、40項目ものデータが記録されている。

それを売上げを縦軸、麺の硬さを横軸にして、グラフ化すれば、どの硬さの麺が最も売れているのかがわかる。

さらにグラフを3次元化し、奥行きに塩分濃度を追加し麺の硬さより高い売れ行きを示していたら、麺の硬さより塩分濃度が影響していることがわかるのだ。

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仕事の一例（帝国データバンクの場合）

西内さんが帝国データバンクから受けた仕事は、事前に渡されたデータから自動車産業の中小企業はどうしたら儲かるのか？というテーマ。

自己資本比率、従業員数、代表者の出身地（意味あるのか？）など100以上の項目から、利益につながる要因を分析。

その結果、売上規模が1兆円の会社と取引してると、かなり低い営業利益が出ているらしく、大企業は交渉力があるので利益を取るのは難しいという。

交渉力というよりは、単に大企業がモノに言わせてゴリ押ししてくるってことでしょ？（´ヘ｀;）

株式会社データビークル

このように、データのプロからも依頼が殺到するデータビークル。

依頼の数は、去年の2倍以上に増えたという。

番組に登場したのは、取締役の西内啓さん。代表取締役 CEO は油野達也さん。

株式会社データビークルの詳細情報は‥

住所：〒108-0074　東京都港区高輪3丁目23番17号　品川センタービルディング407
TEL：[phone]
FAX：[phone]
HP：http://www.dtvcl.com/

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