がっちりマンデー!仁丹がシームレスカプセル?しれっと新ビジネス
今回は周りが知らない間にしれっと新ビジネスを始めた森下仁丹(シームレスカプセル)、ノリタケ(工業用砥石)、ディライト(ブライダル)をご紹介!!
2016年5月8日O.A.
大阪枚方市にある森下仁丹(株)。
仁丹といえば、銀色の口中清涼剤。しかし主力製品だった仁丹も今は売上全体の3%ほどにしかありません。
その森下仁丹を支えている新ビジネスが「シームレス(つなぎ目のない)カプセル」
その特徴は、液体でも漏れる心配がないこと。界面張力が働きで丸くなる性質を使って作られます。
このカプセルを使えば、「ビフィーナ」の中のビフィズス菌を胃酸から守り、生きたまま腸に届けることができるのです。
森下仁丹の「ビフィーナ」の昨年の売上げは、約30億円にのぼります。
さらに森下仁丹では、レアメタルを回収するカプセルを開発。
レアメタルを食べる微生物をカプセルで包むことで、カプセルごとレアメタルを回収できる利点を持っています。
このようにシームレスカプセル関連の去年の売上げは約70億円!にもなっています。
続いては、愛知県名古屋市にある、日本が世界に誇る陶磁器メーカー(株)ノリタケ。
そのノリタケが陶磁器以外に、しれっと始めた新ビジネスが工業用の砥石。
中でも一番大きい砥石が、船舶のエンジン部品を削るもの。これ1個で数百万円。1か月に1回のペースで交換します。
今やノリタケは工業用砥石のトップメーカーで、業界シェア3割に。現在の売上げは食器が1割、研削研磨が5割(500億円)になっています。
1900年代初め、洋食器をアメリカへ輸出していましたが、太平洋戦争と同時にストップ。その後、国が武器の部品を磨く砥石の生産工場に指定しました。
実は食器の材料に、砥材を混ぜたものが砥石の材料となるため、食器メーカーに砥材の発注が来たのです。
ノリタケでは昨年だけでも数万種類の砥石を製造しています。
続いては、奈良県を中心に4か所の結婚式場を運営している「ディライト」。昨年度の売上げは約40億円。
ディライトは元々、繊維業の会社(1950年)。しかしホテル業(1967年)→輸入雑貨(1984年)→ブライダル(2004年)とその業態を変えてきた歴史があるのです。
各々が儲かっていたのに変えてきたのは「会社の賞味期限は15~20年」という出口家の習わしがあったからだと出口哲也社長は言います。
新しい業態でも成功させる秘訣は、本業が元気なうちに、違う事業に挑戦するためのお金と時間をかけること。
また習わしに「20年後の奈良で何が儲かるか‥」があり、次の事業は2021年までに写真スタジオを50店舗出すこと。
既に3店舗出店している写真スタジオに目をつけたのは、ディライトで式を挙げたカップルが家族の成長とともに写真を取りに来てくれるから。
現在奈良に来る外国の観光客も取り込もうと考えているそうです。
杉山フルーツはギフト用フルーツと生フルーツゼリーでがっちり!!
八尋産業は減圧平衡発熱乾燥法を使ったドライフルーツでがっちり!!
ヒロサキはビタミンC溶液を使ったカットりんごでがっちり!!
松孝はこだわりのバナナ熟成でがっちり!!
足立美術館は壮大な日本庭園でがっちり!!
回転寿しトリトンの儲かるアナログ店だった
ピザポケットお好み焼き宅配ピザ業界でランクインしてるけど知らない会社
デンソーは、自動車部品のほか、ロボットやQRコードも開発!!
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2016年5月8日O.A.
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仁丹 仁丹→シームレスカプセル
大阪枚方市にある森下仁丹(株)。
仁丹といえば、銀色の口中清涼剤。しかし主力製品だった仁丹も今は売上全体の3%ほどにしかありません。
その森下仁丹を支えている新ビジネスが「シームレス(つなぎ目のない)カプセル」
その特徴は、液体でも漏れる心配がないこと。界面張力が働きで丸くなる性質を使って作られます。
このカプセルを使えば、「ビフィーナ」の中のビフィズス菌を胃酸から守り、生きたまま腸に届けることができるのです。
森下仁丹の「ビフィーナ」の昨年の売上げは、約30億円にのぼります。
さらに森下仁丹では、レアメタルを回収するカプセルを開発。
レアメタルを食べる微生物をカプセルで包むことで、カプセルごとレアメタルを回収できる利点を持っています。
このようにシームレスカプセル関連の去年の売上げは約70億円!にもなっています。
ノリタケ 陶磁器→工業用砥石
続いては、愛知県名古屋市にある、日本が世界に誇る陶磁器メーカー(株)ノリタケ。
そのノリタケが陶磁器以外に、しれっと始めた新ビジネスが工業用の砥石。
中でも一番大きい砥石が、船舶のエンジン部品を削るもの。これ1個で数百万円。1か月に1回のペースで交換します。
今やノリタケは工業用砥石のトップメーカーで、業界シェア3割に。現在の売上げは食器が1割、研削研磨が5割(500億円)になっています。
1900年代初め、洋食器をアメリカへ輸出していましたが、太平洋戦争と同時にストップ。その後、国が武器の部品を磨く砥石の生産工場に指定しました。
実は食器の材料に、砥材を混ぜたものが砥石の材料となるため、食器メーカーに砥材の発注が来たのです。
ノリタケでは昨年だけでも数万種類の砥石を製造しています。
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ディライト 輸入雑貨→ブライダル
続いては、奈良県を中心に4か所の結婚式場を運営している「ディライト」。昨年度の売上げは約40億円。
ディライトは元々、繊維業の会社(1950年)。しかしホテル業(1967年)→輸入雑貨(1984年)→ブライダル(2004年)とその業態を変えてきた歴史があるのです。
各々が儲かっていたのに変えてきたのは「会社の賞味期限は15~20年」という出口家の習わしがあったからだと出口哲也社長は言います。
新しい業態でも成功させる秘訣は、本業が元気なうちに、違う事業に挑戦するためのお金と時間をかけること。
また習わしに「20年後の奈良で何が儲かるか‥」があり、次の事業は2021年までに写真スタジオを50店舗出すこと。
既に3店舗出店している写真スタジオに目をつけたのは、ディライトで式を挙げたカップルが家族の成長とともに写真を取りに来てくれるから。
現在奈良に来る外国の観光客も取り込もうと考えているそうです。
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関連記事:2016年5月に紹介された会社
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八尋産業は減圧平衡発熱乾燥法を使ったドライフルーツでがっちり!!
ヒロサキはビタミンC溶液を使ったカットりんごでがっちり!!
松孝はこだわりのバナナ熟成でがっちり!!
足立美術館は壮大な日本庭園でがっちり!!
回転寿しトリトンの儲かるアナログ店だった
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2016-05-08 15:29
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