乳がん マンモグラフィ検査と超音波(エコー)検査のメリット、デメリットとは
女性で最も多いと言われるがんが「乳がん」。乳がん検診の正しい知識について、昭和大学医学部准教授の明石定子先生が教えてくれました。
2017年2月4日放送の『世界一受けたい授業』から
乳房をX線撮影し、乳がんの早期発見のために行うマンモグラフィ検査は検査時間が短いというメリットがあります。
しかし日本人女性の半数以上は、デンスブレストと呼ばれる乳腺の濃度が高い乳房の人で、X線撮影した写真は乳房全体が真っ白になり、乳がんと見分けがつきにくいため、がんを見落としやすくなるのです。
そんなデンスブレストの女性にオススメの検査が『超音波検査』。いわゆる『エコー検査』と呼ばれるものです。
エコーに写ったがんは、デンスブレストの女性でも、はっきりと写し出す(黒い影)ことができます。
そんなメリットがある超音波検査ですが、乳房全体を診るのに時間がかかったり、検査技師の技量で検査結果に差が出てしまうデメリットもあります。
そんなメリット・デメリットがあるマンモグラフィ検査と超音波検査。明石先生がオススメするのが、2つの検査の併用。
併用した場合、40代女性で発見率が1.5倍に上がるといいます。
なお20~30代の若い女性は、マンモグラフィの被ばくの問題があり、乳がんの発生リスクも非常に低いため、慌てて検診を受けなくても良いそうです。
ただし家族に乳がんを発症した人がいる場合は、早くからの検診をオススメするそうです。
デンスブレストの人には乳がんの発見率が下がってしまうマンモグラフィですが、今は3Dマンモグラフィも登場しています。
従来の撮影は一方向からしかできず、乳腺濃度の瓦解デンスブレストの内部のがんが発見できない場合馬ありましたが、3Dマンモグラフィでは乳房を1mm間隔の断面で撮影するため、デンスブレストの人など、内部の小さながんも発見できるようになりました。
なお検査時間は従来のマンモグラフィと同じ15分。費用は約1万6000円(自費診療)です。
乳がんになりやすい人・なりにくい人とは?乳がん知識のホントとウソ
乳がん マンモグラフィ検査と超音波(エコー)検査のメリット、デメリットとは
2017年2月4日放送の『世界一受けたい授業』から
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マンモグラフィ検査でがんは見つかりにくい
乳房をX線撮影し、乳がんの早期発見のために行うマンモグラフィ検査は検査時間が短いというメリットがあります。
しかし日本人女性の半数以上は、デンスブレストと呼ばれる乳腺の濃度が高い乳房の人で、X線撮影した写真は乳房全体が真っ白になり、乳がんと見分けがつきにくいため、がんを見落としやすくなるのです。
第2の検査「超音波検査」とは
そんなデンスブレストの女性にオススメの検査が『超音波検査』。いわゆる『エコー検査』と呼ばれるものです。
エコーに写ったがんは、デンスブレストの女性でも、はっきりと写し出す(黒い影)ことができます。
そんなメリットがある超音波検査ですが、乳房全体を診るのに時間がかかったり、検査技師の技量で検査結果に差が出てしまうデメリットもあります。
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どっちがいいの?マンモグラフィ検査と超音波検査
そんなメリット・デメリットがあるマンモグラフィ検査と超音波検査。明石先生がオススメするのが、2つの検査の併用。
併用した場合、40代女性で発見率が1.5倍に上がるといいます。
なお20~30代の若い女性は、マンモグラフィの被ばくの問題があり、乳がんの発生リスクも非常に低いため、慌てて検診を受けなくても良いそうです。
ただし家族に乳がんを発症した人がいる場合は、早くからの検診をオススメするそうです。
3Dマンモグラフィならデンスブレストの人でも写る
デンスブレストの人には乳がんの発見率が下がってしまうマンモグラフィですが、今は3Dマンモグラフィも登場しています。
従来の撮影は一方向からしかできず、乳腺濃度の瓦解デンスブレストの内部のがんが発見できない場合馬ありましたが、3Dマンモグラフィでは乳房を1mm間隔の断面で撮影するため、デンスブレストの人など、内部の小さながんも発見できるようになりました。
なお検査時間は従来のマンモグラフィと同じ15分。費用は約1万6000円(自費診療)です。
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2017-02-19 21:13
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