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新潟BRTニュース 古町の商店街で客足が減少!?

新潟市で今話題や問題の的になっている新しいバスシステムBRT。

接触事故、ダイヤの遅れ、料金誤徴収、乗り換え増加による不便さなどの問題があったが、今回新たな問題が上がった。それが古町に訪れる客数が減少したというのだ。

2016/01/07放送のTeNY『夕方ワイド新潟一番』から

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古町商店街の感想


ある店の店主は、午前中ゆっくりして午後から外出するという高齢者が多かったが、午後の人の流れが、2割ほど落ちているという気がする。

新潟中心商店街協同組合が、去年10月に行った歩行者通行量調査では
・2014年と比べ3割減(大型イベントあり)
・2013年と比べ1割減
という結果が出ている。
特に、柾谷小路周辺の落ち込みが大きいという。


古町を利用する市民の感想


新潟市が高齢社会などを見据え、持続可能な公共交通機関として導入したBRTだが、古町地域を訪れた市民からは、次のような声があった。

買い物は本庁が一番いいのだが、行きにくくなった。
朝と夕方のラッシュしか出てないから、昼間も直通バスを出してほしい。(白根在住の市民)


古町の商店街が改善要求


そんな中、篠田市長を訪問したのは、古町地区の10の商店街振興組合の代表だ。

BRTの導入によって、市街地を訪れる人が減ったとして、問題点改善を求める請願書を提出。

請願書ではBRT導入以降、乗り換えの不便さといった意見や閉店した店も出るなど衰退が進む危機感を抱いている点を指摘。

その上で
・郊外から古町地区へ乗り換え無しで行けるバスの増設
・快速便の本町停車
などを求めた。

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新潟中心商店街協同組合 理事長のコメント


活性化していくためには、町中に人が入りやすくて、移動しやすく利用しやすいものが公共交通だと思っています。

最低でも6割、7割の方々が乗りやすいバスになったね、という風に思えるものになっていかなければ、やはりBRTとは言わないと思う。


篠田昭市長のコメント


(BRT導入で)バスは持続可能にできる土台ができた。その土台の上に今デメリット、マイナス面が目立っているということについてを改善する。それを春ダイヤで出来るだけ改善していく。

具体的には、春のダイヤ改正で買い物時間帯をなる昼間に乗り換え無しで古町地域に行けるバスを増設する考えを示した。


今回のBRTの当ブログの感想


BRTは通勤客を利用を重視し、買物客の利用を軽視ししてしまった結果だろうと思う。

篠田市長の今回のコメントがもし実施されたら、BRT導入前のダイヤに戻っていくのは間違いないと思う。

それはBRT導入が間違いだったことを認めるに近いことになるが、篠田市長が立てた対策が機能するのか楽しみに注視していきたいと思う。

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