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みんなの家庭の医学 治らない胸やけの正体

治らない胸やけの正体は、実は女性に多い??だった

2015/12/15放送の「たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学 セカンドオピニオンSP」から

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ファーストオピニオン・胸やけ


43歳女性(保険の営業)に異変が起きたのは、忘年会でトイレに立とうとしたとき『胸の奥がちりちりと焼けるような痛み』を感じる。

このときは、市販の胃腸薬を飲むと、すぐに胸やけは治まったが、その後も同じような胸やけが続き、市販の胃腸薬も効き目が効かなくなった。

その後、病院で診察を受けた結果『逆流性食道炎』[*1]と診断された。

胃酸を抑える薬を一週間飲み続けると、胸やけは治まったが、ある日の昼食『食べ物が喉の奥で詰まる』感じがした。

それから3日後の就寝2時間後、マグマに焼かれるような『激しい胸やけ』で目が覚めたのだ。

再度、病院に行くと、胃酸を抑えるより強い薬が処方されたが、症状は良くなるどころか、食後以外にも胸やけするようになった。

そのうち、憔悴(しょうすい)しきったように『無表情が多くなった』り、『声が異様に小さくなった』


三輪先生のセカンドオピニオン


最初の胸やけから3か月。三輪先生のセカンドオピニオンを受けることに。

もう一度内視鏡で検査をしてみると、噴門の辺りがただれて狭くなっていた。また食道の壁には血が滲んでいる部分もあった。

喉の奥が詰まって飲み込みにくいときがあるという訴えから、『食道内圧検査』[*2]をしてみると、食道がぜんどう運動をしていなかった。

胸やけがないのに、喋るのが遅く、口が開き辛いという訴えから『顔と手の皮膚が硬い』状態だった。

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セカンドオピニオンの視点


三輪先生が注目したポイントは
①食道のぜんどう運動が起きていない
②口が開き辛い
③顔や手の皮膚が硬くつまみにくい

そして下した病名は『全身性強皮症』[*3]だった。

その後、適切な治療で胸やけは緩和され、体調は改善に向かっている

その他の胸やけを起こす病


狭心症:逆流性食道炎が食後に胸やけするのに対し、運動後に胸やけを起こす


補足情報


講師は「胸やけの名医」兵庫医科大学 内科学消化管科 主任教授 三輪洋人先生

[*1]噴門がゆるみ逆流した胃酸が食道に炎症を起こす病

[*2]水を飲んだ時の食道の動きをセンサーで観察する検査。食道のぜんどう運動を診る

[*3]全身の皮膚や筋肉が固くなってしまう病。免疫機能が異常を起こし自らの細胞を攻撃、傷ついたた細胞が

再生する時にコラーゲンが増殖した結果、このような症状が出る

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