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菊地直子に無罪判決!なぜ一転無罪になったのか?

11月28日“都庁爆弾事件”で菊池直子元信者に、逆転無罪判決が言い渡されました。

1真の裁判員裁判では、懲役5年の実刑判決が下されたのに、なぜ今回、菊池元信者に無罪判決が言い渡されたのでしょうか?






菊地直子元信者にかけられた罪とは?


そもそも、菊地直子元信者(43歳)は、どんな罪にかけられているのかというと、地下鉄サリン事件の2か月後に起きた『東京都庁爆弾事件』で爆薬の原料を運び、殺人未遂ほう助などの罪が問われていたのです。

そして、菊池元信者には、去年6月に、東京地裁で行われた1審の裁判員裁判では、懲役5年の実刑判決が下されました。


なぜ一転して無罪となったのか?


オウム真理教といえば、大罪を犯した宗教団体ですが、その信者で爆弾の原料を運んだ人が、なぜ一転して無罪となったのでしょうか?

ポイントは、1審での井上嘉浩死刑囚の証言です。井上死刑囚は「爆薬を菊池元信者に見せた際『頑張ります』と答えた」と証言しています。

これを根拠に1審は有罪判決が下されました。

しかし、これに対し東京高裁は『事件から17年も経つのに不自然なほど詳細だ』と指摘し、1審の判断は合理性を描いていると結論づけたのです。


釈放後の菊池元信者のコメント


今回の無罪判決が下され、釈放後の菊池元信者のコメントでは、次のような書き出しになっています。

「本日の無罪判決、きちんと事実関係を見ていただき、このような判決を下していただきまして、感謝申し上げます。…」

菊池元信者は、このように無罪判決への感謝を述べ、被害者に対して改めて謝罪しました。


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『東京都庁爆弾事件』裁判に関わった人々のコメント


そのほか、この事件の裁判に関わった人々のコメントを載せておきます。


・菊池元信者の弁護士
 無罪判決を得たとはいえ、本当に重篤な被害を受けた方がいる。『やった』と喜んでいる感じではない

・1審で裁判員を務めた男性
 僕らがやってきたものが丸々覆った。やってきた事の意味がわからなくなってショックだった

・東京高検
 控訴審判決は意外であり、誠に遺憾


最後の「東京高検」のコメントからも、上告を検討するとみられると思われます。

まだ、これからも物議を醸す裁判が続きそうです。

以上、2015年11月28日放送の『新・情報7days』からでした。


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