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サウジアラビアとイスラム教はなぜ切っても切り離せないのか‥

何かとニュースに取り上げられる中東。その宗教といえばイスラム教ですが、そのイスラム教徒切っても切り離せないのがサウジアラビアです。

また、スンニ派とかシーア派とか、メッカとメディナとか、よく耳にするけど‥なかなか違いが覚えられないことを、簡単に一言でまとめてみました!

2016年1月30日放送の「池上彰のニュースそうだったのか!!」から

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イスラム教とコーラン


【イスラム教】
イスラム教とは、預言者ムハンマド神アッラーの言葉を聞いてはじめた宗教。

【コーラン】
コーランとは、ムハンマドが神アッラーから聞いた言葉を記録した聖典のこと。
キリスト教に例えるなら、コーランは聖書にあたります

【サウジアラビアには憲法がない!!】
なお、サウジアラビアには憲法がなく、コーランが憲法にあたる。憲法は神が人間に与えるものであって、人間が勝手に憲法を作ってはいけないという考えがあるからです。

メッカとメディナの違い


そのムハンマド誕生の地がメッカで、ムハンマドの墓があるのがメディナです。

そしてその2つがある国が、サウジアラビア。そして、サウジアラビアの国王が、周りの国王に敬意をはらわれているのは、イスラム教の2つの聖地であるメッカとメディナあるからなのです。

スンニ派とシーア派の違い


預言者ムハンマドの死後、後継者にもめてスンニ派とシーア派が生まれました。

シーア派はムハンマドの血をひいていなければならないと考えていて、スンニ派はイスラムの教えを守るリーダーなら誰でも良いと考えています。

スンニ派が多数で主にアラブ人が、シーア派は少数で主にペルシャ人に多い宗派です。また2つの宗派は、政治的な対立がないところでは、仲が悪いわけではない。

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サウジアラビアとイスラム教


Saudi-Arabia.png
さてここまでのお話でイスラム教とサウジアラビアが切っても切り離せないのかがお分かりになったかと思います。

そこで、ここではサウジアラビアについて、少しお話したいと思います。

アラビア半島の北部にあるUAEは、ドバイやアブダビなど7つの国が集まった連邦国家。その各々の国のトップは首長と呼ばれています。

そのアラビア半島の大部分は、サウード家という一族がずっと支配していた土地で、そもそも、サウジアラビアとはサウード家(王家)のアラビアという意味なのです。

アラビア半島の国王と首長の違い


首長は、指導者という意味で、位は国王の下にあたります。首長もある意味国のトップなので国王と同じですが、ある国の国王に遠慮して首長と呼んでいます。その国がサウジアラビアなのです。

しかし国王と名乗っている国もある。その国はサウジアラビアより歴史がある国だったり、サウジアラビアから特別に国王と名乗る許可をもらっている国もあります。

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